空室物件への入居者やテナントを募集する仕事です。近隣物件の価格や募集状況などを調査し、募集条件を作成します。不動産仲介業者へ物件紹介を後押しするメール・ファックス・DMなどを送るほか、ニーズにあわせた魅力的なリノベーションや共用部分の改修提案なども行います。空室を埋めるためには集客力が求められます。地域密着をモットーにするヤマネは、アパートやマンションのあるエリアの情報や客層に詳しいため、地域特性を生かした入居率の改善提案が可能です。

契約書や重要事項説明書の作成が必要です。鍵の受け渡しなども含まれます。また契約期間が決まっており契約満了が迫っているときは、入居者に通知し、必要に応じて更新手続きを進めます。
退居時の手続きや解約の精算も賃貸管理の業務のひとつです。物件を解約する際は原状回復が基本であり、修繕が必要な場合は費用を請求します。クリーニングや修繕の手配も必要です。建築・リフォームの経験豊富なヤマネの強みがここでも生かされます。

賃料の収集は、管理会社の大きな役割のひとつです。賃料は入居者とトラブルになりやすい要素でもあるため入金状況の把握・管理を適切に行わなければなりません。未納者がいる場合は滞納者リストを作成し督促します。賃料が収集できない理由は様々です。手続き上のミスもあれば、単に支払いが遅れた、忘れたなどの例もあります。仕方ない事情から賃料を支払えない方に対しては、戸別訪問などを通して地道に回収し、確実な集金に努めます。

入居者やテナントの心を掴むためには、エントランスやフロアなど の共有部分をいつも清潔に保ち、魅力的な建物に見せる努力が必要です。エントランスの落ち葉をほうきで掃いたり、トイレを掃除したり、ゴミを回収するなどの清掃以外に、日常的な清掃で落とすのが困難な汚れに対処したり、高所外壁の高圧洗浄などの特別清掃もあります。フロアの清掃やカーペットの洗浄、エアコンやガラス、照明・タイルの清掃なども行い、美観の維持に努めます。

内装工事は、床や壁紙、設備など幅広い作業を行います。今のトレンドを把握し、魅力的なインテリアに仕上げるのもヤマネの得意分野です。また、入居者が変わるたびに行われる原状回復工事は、物件の定期的なメンテナンスも兼ねています。見た目に問題が無くても、見えないところで劣化が進行している場合もありますので、居室全体をしっかりと点検することが大切。建築・リフォームの経験豊富なヤマネの強みがここでも生かされます。

賃貸物件の資産価値を維持するために点検や修繕は欠かせません。管理組合が自主的に行う任意点検のほかに、法律で義務付けられている法定点検（消防用設備やエレベーターの点検、簡易専用水道の検査などが該当）があります。法定点検は専門的知識が必要なため、専門業者に委託し、結果にもとづき補修や修繕工事も手配します。
経年劣化による空室リスクの上昇や物件価格の下落を防ぐために、長期修繕計画の策定が必要です。10～30年の長期的な展望に立って修繕箇所や費用をまとめ、定期的に見直します。