リフォームとは、悪くなった部分を元の状態に戻すことで、建てつけが悪くなった扉を直したり、劣化したクロス（壁紙）を張り替えたり、外壁の補修をしたりして、傷んでいるところを直し、新築時の状態に近づける、見えている部分のメンテナンスのことを言います。
経年劣化は知らない間に進んでいます。リフォームは健康管理と同じで早め早めの対応が肝心。不具合が生じてから補修するよりも工事コストを抑えられます。

既存の建物の大枠を残して建物全体を再生する方法をリノベーションと言います。建物の築年数に伴い、時代にそぐわなくなった機能や性能を、建物を壊さずにその時代にあったものに変更し、新築時以上に機能性を向上、進化をさせる事です。
間取りの変更はもちろんの事、設備を入れ換えオール電化のマンションに変更する、脱衣室と浴室の段差をなくしたり、壁手摺などを設けたりするなどのバリアフリー改装などもリノベーションの一つです。

既存のビルや商業施設、倉庫などを既存の建物を壊さず、改修工事を行い、集合住宅等に用途変更をする事をコンバージョンと言います。
日本では昔から木造住宅が多く、耐久年数などのことから、スクラップ＆ビルドという手法がとられてきました。しかし、最近は日本でも既存の建物を再生、再利用をしていく手法が注目され、コンバージョンをして息を吹き返した建物が増えてきています。

新築時は綺麗で何も支障がない状態ですが、建物は年々老朽化が進んできます。ある程度老朽化をした時点でその老朽場所を修復し、老朽速度を抑え、建物を良い状態に保つ事が肝要です。足場を架けて行う外壁の塗り替えや防水工事のやり換え等多額な費用を要し計画的に行われる工事の事を大規模修繕工事と言います。
これに対し、多額な費用を要さない計画的な修繕は「小規模修繕」と言います。ヤマネは大規模修繕も小規模修繕も数多くの実績を誇っています。